【魅(み)どころぎっしり】JR新潟駅「CoCoLo新潟2F EAST SIDE」がメディア向けに先行内覧会、交流の玄関口にとびきりの50店舗
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3月27日オープンする「CoCoLo新潟2F EAST SIDE」。この日はプレス向け内覧会が
JR新潟駅の新しい駅ビル「CoCoLo新潟」の2F東側商業エリア「EAST SIDE」が、3月27日のオープンに先行して25日にメディア・関係者・一般招待者向けに内覧会を開いた。同施設の運営はJR東日本新潟シティクリエイト株式会社(新潟市中央区)
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これからは「新潟みやげはここで」となるかも
「CoCoLo新潟2F EAST SIDE」の商業施設は、2022年に「NEW DAYS」、2023年に「3COINS+」と「マツモトキヨシ」がそれぞれオープンしていたが、一方で長期にわたり閉ざされた部分が多かっただけに、この日50店舗(21日に先行オープンした成城石井含む)が一気に顔を揃えたことで、人が行き交う交流の拠点に久しぶりに明るい光が差した格好だ。
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500円以下の商品を多く扱う「無印良品500」は見逃せない
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すでに先行オープンしている成城石井はこの日も大人気
「CoCoLo新潟2F EAST SIDE」のフロアは商業施設としてだけでなく、駅構内通路導線の結節点でもある。エリア内の商業店舗の営業時間は10時~20時半(Tully’sのみ7時半~)だが、それ意外の時間はシャッターでテナントの外を覆われ、通路として機能し続ける。
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長岡の洋菓子店「ガトウ専科」の「HA・NA・BI」はおしゃれなテナント
フロアには、先にオープンした食品スーパー「成城石井」や、取り扱い3,600アイテムで特に500円以下の商品が多く並ぶ「無印良品500」など求心力が見込める店舗の他、お土産やスイーツ、ファクトリーショップなど大まかにゾーン化されており、買い物がしやすい印象。各テナントもデザインにこだわって洒脱な「街並み」となった印象だ。
「CoCoLo新潟2F EAST SIDE」でここを注目していただきたい、というポイントを以下に挙げる。
「ファクトリーゾーン」は新しい新潟市の観光スポットに
「CoCoLo新潟2F EAST SIDE」には、亀田製菓グループ=アジカルの「HAPPY SHOP」、岩塚製菓グループ=瑞花の「瑞花」、栗山米菓の「ばかうけSTATION」、ブルボンの「Un BOURBON」など、おなじみの菓子メーカーが出店しているショップが入っている。一般的にファンの多い各メーカーだけに、人の交流する場にこのスポットがあれば、全国的にも注目されること必至。新潟観光に、またひとつ引きの強いコンテンツが生まれた。
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ファクトリーゾーンの「Un BOURBON」。あのブルボンのギフトスタイルは注目の1店
「HAPPY SYOP」で「究極の甘じょっぱい」に出会える
ファクトリーゾーンの中でも亀田製菓グループのアジカル株式会社(新潟市江南区)が展開する「HAPPY SHOP」はかなり話題になりそう。いわゆる路面店はグループ初の展開という点も注目だが、大人気「ハッピーターン」に特化したキッチン併設のテナントになっている。ここでではその場でベイクしたてのハッピーターン(ハッピーターンクリスピー)が食べられるほか、あの「謎に美味しい粉」ハッピーパウダーを上からかけたソフトクリームが食べられる。また「ハッピーターンに合うコーヒー」も供され、「ああハッピーターンってコーヒーに合うんだ」という新たな発見も。日本特有の食味「甘じょっぱい」を突き詰めると、最後はハッピーパウダーに行きつく、それを再認識できるスポット。
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ベイクしたてのハッピーターンが食べられる「HAPPY SHOP」(左端はアジカル株式会社の西山徹社長)
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ハッピーパウダーとソフトクリームの信じがたいマリアージュ
CoCoLo新潟限定商品が魅力的すぎる
「CoCoLo新潟2F EAST SIDE」でしか買えない、限定品がたくさんあるのも魅力。記者が目を付けたのは瑞花(株式会社瑞花」の「焼きえだまめあられ」「薄揚げ・えだまめ味」と、こんぶ・いわし・かつお・さば・あごの5種類の出汁を使った中条たまごの「だし巻きサンド」。「限定」という言葉に弱い向きは、ぜひCoCoLo新潟に。
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中条たまごの「だし巻サンド」。こく深いたまごと芳醇なダシ香る逸品
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おなじみ瑞花の「薄揚げ」。えだまめ味はCoCoLo新潟店先行
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CoCoLo新潟はこの後、4月25日に「ニシデリストリート」などが入る「WEST SIDE」や「EAST SIDE」の「ニイガタ バル ★ 麺横丁」、5月29日にレストラン街「駅南キッチン」がオープンする予定となっており、これをもって新しい駅ビル「CoCoLo新潟」全館オープンとなる。
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全国の名物カレー、ラーメンが買える「HANAGATAYA」も新潟初出店