【佐渡舞台の時代ミステリー】大藪春彦賞受賞作家・赤神諒の最新長篇『佐渡絢爛』が徳間書店より発売

 

世界遺産への登録を目指す「佐渡」を舞台にした痛快時代ミステリーが、徳間書店より発売される。

『佐渡絢爛』は大藪春彦賞受賞作家・赤神諒氏の最新長篇。本作は著者曰く「新潟とことん応援小説」。

時は元禄、金銀産出の激減に苦しむ佐渡で立て続けに起こった怪事件。御金蔵から消えた千両箱、三十六名が命を落とした落盤事故、能舞台で磔(はりつけ)にされた斬死体、割戸から吊り下げられた遺体・・・

いずれの現場にも残されていたのは血まみれの能面「大癋見」。振矩師の静野与右衛門は、奉行から、広間役の間瀬吉太夫の助手として真相解明を命ぜられる。吉太夫に反発しながらも、調べを進めるうちに、その才覚と人物、謎めいた過去に惹かれてゆくが・・・。その先にある佐渡金山に隠された恐るべき秘密とは。

本書は新潟日報に2023年3月28日~11月22日で連載中から人気を博し、今回はこれに加筆改稿したもの。

発売は2024年3月27日、定価2,200円(税込)。

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