明日は世界禁煙デー、新潟県の喫煙率は33.3%で全国18位
毎年5月31日は「世界禁煙デー」で、5月31日から6月6日は「禁煙週間」。全国健康保険協会(協会けんぽ)新潟支部の資料によると、協会けんぽ加入者の健康診断における喫煙習慣がある人の割合は、新潟県33.3%と全国18位の高い喫煙率になっているという。
また新潟県の喫煙率を市町村別でみると、聖籠町、阿賀町、阿賀野市が高くなっている様子がうかがえる。
一方、協会けんぽ新潟支部の資料によると、禁煙外来で健康保険が適用される条件は「直ちに禁煙しようと考えている」「ニコチン依存症と診断される」「35歳以上の場合は1日の平均喫煙本数×喫煙継続年数が200以上」「禁煙治療を受けることに文書で同意する」「過去1年以内に健康保険で禁煙治療を受けていない」。
この条件に合致し健康保険が適用されると、治療の自己負担額は1万3,000円から2万円程度という。
また対面診療のほか、オンライン診療もあり、多忙な人はスマホなどでも受診できるそうだ。
なお禁煙治療の計5回のプログラムを終了した人のうち、約5割が禁煙に成功しているという。