【キシャメシ】メキシコ滞在経験のある店主が作る本格タコスをご賞味あれ!
前から気になっていた新潟県上越市の雁木通りにある古本屋「たてよこ書店」。オーナーは上越市出身で、東京の私大の学生時代に創業したもので、現在は卒業した。
その古本屋とコラボしているのが、タコス屋「H ol a!」だ。タコス屋の店主は「お客さんからは、『古本屋は興味があったが、入りにくかった。タコス屋ができて古本屋に入るきっかけができた』と言われた」と話す。
すべて手作りで、なんと、とうもろこし粉から作るトルティーヤ生地も店主の手づくりのこだわりよう。そのため、イベントでの大量販売はできないという。
アメリカ・ロサンゼルスに語学留学していた際、メキシコに行き来していた店主が本場の味を再現したこのタコスは、タコス、日替わりスープ付きで700円。そのほか、ジュースが200円で、タコスが2個目から300円となっている。
タコスは前晩から仕込み、ジャマイカ風の味付けにしてあるジャークチキンやチリソース、たまねきなどの野菜が入っており、メキシカンな味。ほどよい辛さと、鶏肉のジューシー感がたまらない。チキンスープも大根、にんじんなど野菜たっぷりだ。
まさに、古本屋とタコスのコラボレーション。活字離れが叫ばれる中、本とコーヒーのブックカフェなどは以前からあるが、これからの潮流はこの店にヒントがあるかもしれない。
タコスは、4月は基本的に毎週木曜、金曜日のみの営業。ただし、4月19、20日は金曜、土曜日の営業となる。
(編集部・U)
【グーグルマップ タコス屋「H ol a!」】
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。