【約1,000人規模の商工会に】吉田商工会と分水商工会が合併し、「つばめ商工会」が新たに発足(新潟県燕市)

新たな看板の除幕式の様子

新潟県燕市の吉田商工会と分水商工会が4月1日に合併し、「つばめ商工会」が新たに発足した。合併により、会員数1,000人規模の商工会となる。

両商工会ではこれまで2021年10月から合併に関する協議会を開始し、2023年7月に基本協定を締結していた。年度末での退会者などを除いた現時点での集計は出ていないが、会員数は約1,000人で、県内でも有数の規模となる。

今後は、旧吉田商工会(燕市吉田産業会館内)を「吉田本所」とし、旧分水商工会を「分水支所」とするが、会員向けのサービスについては従来のものを継続する。

つばめ商工会の星野光治会長

新潟県燕市の鈴木力市長

1日午前、吉田産業会館で開所式が開催。旧両商工会の役員など30人ほどが参加した。

式の冒頭、つばめ商工会の星野光治会長は「旧吉田商工会も旧分水商工会も、約60年間に渡って地域経済の発展に寄与してきた。昔から隣接した地域で歴史的、経済的な結びつきが強いことから(合併により)より一層、会員の連携が密になる。伝統と気概を引き継ぎ、これまで以上に活動が活発になることに期待する」と挨拶。

燕市の鈴木力市長は「県内でも特に活発な女性部や青年部がある2つの商工会が1つになったので、夏祭りなどのイベントの中でも色々なことが巻き起こっていくのではないか、という期待がある。全国的に注目されるような商工会になっていくことを祈念する」と話した。

市の産業を象徴する金属製の新看板。移動式で、本所と支所のほかイベント等にも展示する予定

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