【キシャメシ】こいつはヤバい!四川担々麵+ジャンク要素=ぶっとびの美味さ、中華麺食堂かなみ屋女池上山店

かなみ屋女池上山店の「四川担々麺ジャンクMAX」

よく「ラーメンだと何が好きか」と聞かれるので「担々麺」と答えると「それはナシで」と言われる。まあ、どっちでもよい話なのだが、記者はそれくらい担々麺が好きだ。美味い担々麺の店を見つけると、いったんロックオンして飽きるまで通う。だから今日の店なんかは、その最たるところだ。

注文はタッチパネルで

新潟市の担々麺好きなら「中華麺食堂かなみ屋」を知らないのはモグりだ、と言いたい。

ここの四川風担々麺は、抜群のキレと香りと旨味、まろやかさがあり本当にウマウマ。この完成度は3種類のペースト(ピーナッツ、ねりごま、エビ)と4種の食材(干しエビ、干し貝柱、自家製ラー油、花山椒)が紡ぎだす複雑なバランス感による。麺がもちもちで濃厚なスープとの相性が抜群。前身の店からずっとファンだったが、今日はついに「あいつ」に手を出そうじゃないか。ということで中央区の女池上山店へGO。

チーズがまろやかさと旨味を増す

ひき肉に背脂&にんにくゾーン

「四川担々麺ジャンクMAX」(税込1,320円)。なんとあの、実に完成度の高い味を誇る四川担々麺に「チーズ」「にんにく」「背脂」というジャンク要素を惜しげもなく投入。なんというワンパクなことをするのか。どうなってしまうのか、ワクワクが止まらない。

辛さは「大辛」をチョイス。このくらいがスタンダードだと思っている。ハーフライスが無料サービスということで、こちらも当然オーダー。濃厚系の担々麺と白ご飯は至高のマリアージュだ。

もっちり麺に、スープが絡む、絡む

ややあって着丼、ついに禁断の。乗ってるなー「チーズ」「にんにく」「背脂」。まずはそれぞれの領域を侵さずに味わってみる。やっぱりスープはこれ、抜群だな。濃厚なのに雑味なし、全て旨味。

そして徐々にジャンクエリアへと突入。「にんにく」はエリアは少しリッチな味わいに、旨味が増している。「チーズ」エリアは、辛みが和らぐくらいにまろやか。「背脂」エリアも、やはりまろやかさが増している。

デフォでルイボスティが付いてくるのはマジでうれしい

そしていよいよ、一気に丼の中を攪拌。スープというか、もうシチューのようなカオス。「濃厚民族」の記者もちょっと引くほど。麺を持ち上げるとスープの絡みがすごい!丼の中を全部連れてくるんじゃないかと思うくらいだ。なんというジャンクな光景、そして幸せな味わい。うんま!完全にこれ「旨味の向こう側」じゃないか。ごはんも進みまくり。辛みもかなりあるのだろうが、まろやかさと旨味の洪水が覆いつくしている感じ。

無我夢中で完食。気が付くとうっすら汗ばむ額。辛さよりも食材が放つ熱量がすごい。普通の担々麺に戻ってこられるだろうか、そんな心配をするくらい美味かった。

 

(編集部・I)

 

【中華麺食堂かなみ屋 女池上山店】

新潟市中央区女池上山2丁目17-15

営業時間 11時~15時 17時30分~21時(土日は11時~21時)

定休日 なし

 

【グーグルマップ 中華食堂かなみ屋女池上山店】

 

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

 

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