一正蒲鉾(新潟市東区)、北海道工場の使用電力を実質 100%再生可能エネルギーへ転換
一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)は4月1日から、北海道工場で使用する電力を、再生可能エネルギー由来の電力に100%切り替えた。
同社の再エネ電力の導入は、2023年7月の聖籠工場、山木戸工場に続いて3拠点目で、これにより年間約 1,500トン分の二酸化炭素排出量が追加削減される見込みだ。
おせち商品「なると巻」や、海外向け商品などを製造する北海道工場(北海道小樽市)は、使用している電力を北海道電力株式会社が提供する「カーボンFプラン」に転換。
既に再エネ電力を導入した聖籠工場、山木戸工場、稼働中の太陽光発電設備を合わせると、一正蒲鉾で使用する総電力使用料の26%が再生可能エネルギー由来となり、年間約5,700トン分の二酸化炭素排出量の削減が見込まれる。
なお、一正蒲鉾はTCFD提言に賛同を表明し、2030年までに二酸化炭素排出量を2013年比で50%削減することを目標としている。そのため、再生可能エネルギー導入を計画的にすすめており、今回もその取組みの一環となる。