新潟県阿賀野市の田中清善市長が定例会見、6月補正予算案を発表
新潟県阿賀野市の田中清善市長は31日、定例会見を開き、「高齢者向けの新型コロナウイルスワクチンの接種の2回目の接種を7月末までに完了させ、その後基礎疾患のある方や高齢者施設の従事者、60歳から64歳までの方に対しても迅速かつ確実な接種ができるよう近日中にご案内をしていく」と話した。
また会見では総額5,669万1,000円の令和3年度6月補正予算(案)及び専決処分した補正予算の概要を説明した。
6月補正予算の主な内容は、市が運営する村杉地区のインターネット・サービス事業を終了し、通信環境が良好な民間事業者のサービスに移行するため、インターネット設備撤去工事費として1,017万2,000円を計上したほか、やすだ瓦ロード内のトイレや看板などの整備を行う団体を応援するため、やすだ瓦ロード整備事業補助金として1,800万円などを計上。さらに4月から一部営業を再開した宿泊施設リズム・ハウス瓢湖について、年間を通じて営業するため、運営費用として689万円を計上した。
このほか、4月9日に専決処分した、低所得の子育て世帯を対象に子ども1人当たり一律5万円を支給するため、子育て世帯生活支援特別給付金として計上した3,111万8,000円が、5月18日の臨時議会において承認されたという。