【三条市長選】滝沢亮市長が再選目指し出馬表明「秋以降も皆さんの力を借りて明るい未来をつくっていきたい」(新潟県三条市)

定例記者会見を開く新潟県三条市の滝沢亮市長

新潟県三条市の滝沢亮市長が4月9日、定例記者会見を開き、その中で2期目の再選を目指し三条市長選(10月20日告示、27日投開票)に出馬することを表明した。

滝沢市長は、今回の表明のタイミングについては「3月議会の最終日に1年の予算が議決され、私自身一つ決意を固めることができたため、今日この場で発表した」という。

そして「3年半前、地元が好きで立候補した。当時は私個人の想いだったが、その後市長の立場を通じて、市民や企業、職員など多くの人が同様に『この街をよくしていきたい』と考えていることを実感した。この3年半、皆様方のお陰で三条市を前に進めることができた。秋以降も皆さんの力を借りて、明るい未来をつくっていきたい」と決意を延べた。

公約などについてはこれから決めていくが、今後の市政について「商工業の街なので、まずそこに力を入れていかなければならない。現実的には、どの企業にも人手不足の課題がある。民間にまかせるのではなく、三条市立大学の一期生も卒業するので、産学官で向き合っていく」と話す。また引き続き、就任以降力を入れている子育て支援や教育関連の施策なども重視していくという。

滝沢現市長は三条市下田地区出身。一橋大学法学部を卒業。その後、司法試験に合格し、東京大学法科大学院を修了。2012年弁護士登録。東京都の法律事務所に勤務したあと、地元三条にUターンして2018年に「ひめさゆり法律事務所」を設立。2020年11月の三条市長選では、対抗馬を一騎打ちで破り、34歳で初当選した。

なお前回の市長選は、それまで国定前市長が無投票で当選していたため10年ぶりの選挙だった。

 

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