新潟県糸魚川市が最優秀賞の阿部香織さん(新潟県小千谷市在住)に感謝状を授与

受賞したロゴマークを手にする糸魚川市の米田徹市長(左)と賞状と副賞を手にする阿部香織さん

新潟県糸魚川市は31日、古事記などの物語の繋がりで島根県出雲市、長野県諏訪市、新潟県糸魚川市の3市で作る「神話の縁結び かみがたりネットワーク」のイメージロゴマーク公募の最優秀賞受賞者、阿部香織さん(新潟県小千谷市在住)に感謝状と副賞10万円を授与した。

糸魚川市など3市は、「神話の縁結び かみがたりネットワーク」の活動の認知度向上と3市間での交流人口の拡大を目的にイメージロゴマークを全国公募したところ、144名、255点の応募があった。その中から最終的に3市の首長で選考を行い、最優秀賞1点を決定した。

阿部さんは印刷会社でデザインの仕事をしており、インスタグラムでの募集告知を見て応募を決意。受賞作の1作のみで勝負した。これまで受賞歴はなく、初の栄冠に「びっくりしている」と驚きを隠せない。

阿部さんは「(出雲の)大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が(糸魚川の)奴奈川姫(ぬながわひめ)と縁を結び、(諏訪の)建御名方神(たけみなかたのかみ)が産まれたように、3市が縁を結んでほしいという気持ちを込めて、水引(飾り紐)のモチーフで3つの市を囲み、繋がっていくネットワークを表現した」というコメントを出した。

「神話の縁結び かみがたりネットワーク」会長である糸魚川市の米田徹市長は「(受賞作は)ロゴマークらしい。見た瞬間にインスピレーションがビビッと来た。今後は3市で連携し、交流人口を拡大していきたい」と話した。

談笑する糸魚川市の米田徹市長(左)と阿部香織さん

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