【シリーズ】冬のにいがたを楽しむ(その2)|越後妻有2019冬SNOWART
19日から越後妻有2019冬SNOWARTが開催
昨日紹介した【シリーズ】冬のにいがたを楽しむ(その1)。ここで紹介した越後妻有里山現代美術館「キナーレ」などの複数のイベントをお得に観光できるチケット「越後妻有2019冬SNOWART共通チケット」が発行されている。一般2000円、小中500円、小学生未満無料。利用可能施設は、越後妻有里山現代美術館「キナーレ」やまつだい「農舞台」、まつだい郷土資料館、「森の学校」キョロロ、光の館となっている。
また毎年国内外から多くの来場者が集まる3月2日にあてま高原リゾートベルナティオで行われる越後妻有雪花火2019もセットになった共通チケットもある。通常一般2000円の花火チケットだが共通チケットで購入すると1000円割引になる。
越後妻有地域で3年に1度行われる大地の芸術祭の始まり
2000年より3年に一度行われている国際芸術祭で知られる越後妻有の「大地の芸術祭」。越後妻有とは、もともと面積760㎢の地域からなる十日町市と津南町の6つの市町村が合併することによりできた造語。妻有には”最後に行き着く”という意味がある。スキーだけでなくインバウンドの取り込みを行おうと、1996年から県の支援を10年間受けながらまちなか活性が進んだ。
しかし、地域間どうしでまとまりがなく課題があった。そこで日本のアートディレクターの北川フラム氏が越後妻有地域のすべての集落の魅力からアートを生み出すというコンセプトのもとパブリックアートを施し、まちなか活性が始まった。アート作品は地域の長くから住む高齢者などとデザイナーが話すことで、そこから出たヒントをデザイナーが作品化する。
大地の芸術祭は3年に1度になるが、越後妻有里山現代美術館「キナーレ」など通年を通して楽しめるイベントも数多くある。冬場に行われる越後妻有地域のイベントに期待したい。