【上場廃止へカウントダウン】スノーピーク(新潟県三条市)のTOB(株式公開買付け)が成立、筆頭株主が交代

株式会社スノーピーク(新潟県三条市)

株式会社スノーピーク(新潟県三条市)は4月13日、2月21日から実施していた同社普通株式に対する公開買付け(TOB)が4月12日をもって終了したことを発表した。

公開買付けでは、株式会社BCJ-80がスノーピークの株式22,708,815株を応募した。これによりスノーピーク株式の数の合計が、買付予定数の下限(14,539,700 株)以上となり、本公開買付けが成立。スノーピークはBCJ-80より応募株式の全てを取得することとなった旨の報告を受けた。

この結果、同社の親会社および主要株主である筆頭株主に異動が発生する見込みとなった。

この結果、4月19日の本公開買付けの決済の開始日に本公開買付けの決済が行われた場合には、同日付で、スノーピークの総株主の議決権に対し、BCJ-80が所有する議決権の合計の割合が 50%超となるため、BCJ-80は、新たにスノーピークの親会社および主要株主である筆頭株主に該当することとなる。

またこれに伴い、BCJ-80の親会社である株式会社BCJ-79も、BCJ-80を通じてスノーピーク株式を間接的に所有することとなるため、スノーピークの親会社に該当することとなる。

一方、スノーピークの筆頭株主であり代表取締役社長執行役員の山井太氏は、4月19日付で、筆頭株主に該当しないこととなる。

BCJ-80は本公開買付けにおいて22,708,815株を応募したものの、スノーピーク株式の全てを取得できなかったことから、スノーピークが2月20日付けで公表した「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」に記載する一連の手続きに従って、BCJ-80がスノーピーク株式の全て(スノーピークが所有する自己株式および不応募合意株式を除く)を取得することを予定しているとのこと。

この結果、スノーピーク株式は株式会社東京証券取引所の上場廃止基準に従い、所定の手続を経て上場廃止となる予定だ。上場廃止後は、スノーピーク株式を東京証券取引所において取引することはできなくなる。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓