【反社を隠し「玉こん」売る】六代目山口組系暴力団幹部の男性含む3人が「露店出店権利詐欺」で逮捕
五泉警察署、新潟警察署、三条警察署、新潟県警組織犯罪対策課の合同捜査班は4月15日、露店出店権詐欺の容疑で3人の男性を逮捕した。
逮捕された3人は、新潟市中央区笹口在住で六代目山口組系暴力団幹部の男性(35歳)、新潟市中央区神道寺在住で飲食店経営の男性(34歳)、五泉市石曽根在住で無職の男性(80歳)。
容疑者らは共謀のうえ、下越地方で開催される祭りにおいて、実行団体が要綱において暴力団員が経営などに関与する露店の出店を拒否しているにもかかわらず、不正に露店を出店しようと考え、2024年3月上旬ころ、暴力団が露店の経営などに関与していることを隠し作成した「反社会的勢力ではないことの表明・確約書」を実行団体に提出。
同年3月19日ころまでの間に、実行団体に露店の出店を許可させ、露店を出店する権利を取得して財産上不法な利益を得た疑いがもたれている。
なお露店は「玉こんにゃく」の店で、実際にお祭りで販売も行っているという。
警察は容疑者3人の容疑に対する認否については明らかにしていない。犯行の詳細についてなど、今後捜査を進めていくという。