【暖冬や地震被害など影響】北陸ガス(新潟市中央区)が業績予想を下方修正、純損失約18億円に
北陸瓦斯株式会社(北陸ガス、新潟市中央区)は4月16日、2月8日に公表した業績予想を修正した。
修正した2024年3月期通期連結業績予想の売上高は612億円(前回発表予想比2.5%減)、営業損失は10億5,000万円(前回発表予想は1億9,000万円の損失)、経常損失は7億2,000万円(同9,000万円の利益)、親会社株主に帰属する当期純損失は18億3,000万円(同1億8,000万円の損失)。
冬場の気温が高く推移したことによりガス販売量が計画を下回るほか、原料のLNG価格が想定を上回って推移し、利益が減少する見通し。
また、「『令和6年能登半島地震』により被災したガス管等供給設備の修繕費用約2億円の特別損失もあり、最近の業績動向などを踏まえ繰延税金資産の回収可能性について検討した結果、繰延税金資産の一部取崩しによる法人税等調整額約8億円を計上する見込みとなった」という。
【関連リンク】
北陸ガス webサイト