【建築市況低迷などで受注減少、債務超過に】コンドウ塗装(新潟市北区)が破産開始決定、負債総額は約5,535万円
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社コンドウ塗装(新潟市北区、2005年4月20日、近藤良雄社長)が4月10日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。
破産管財人には吉田耕二弁護士(吉田耕二法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は、2022年1月期時点の推定で5,535万円。
コンドウ塗装は、1980年5月創業、2005年4月に法人化した事業体で、塗装工事を主体に防水工事なども手掛け、建築工事業者やリフォーム業者などに受注基盤を形成し、2013年1月期には1億2,213万円の売上高を計上していた。
しかし、建築市況低迷や他社との競争激化などで2019年1月期の売上高は6,881万円に減少し、前期に引き続き赤字を計上したことで財務内容は債務超過となっていた。
また、2022年1月期の売上高は5,600万円とさらに落ち込み、連続赤字の計上で債務超過額も拡大していたもので、その後は事業を停止していたが、今般、債務整理のための法的措置に至った。
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