【業績予想修正】コロナ(新潟県三条市)が純利益の予想を上方修正、価格転嫁や原価低減など奏功
株式会社コロナ(新潟県三条市)が4月25日、2023年10月31日に公表した通期業績予想を修正した。
修正した2024年3月期通期連結業績予想は、売上高が820億4,000万円(前回発表比1.6%減)、営業利益が13億5,000万円(同50.0%増)、経常利益が17億6,000万円(同35.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が13億円(同62.5%減)、1株あたり当期純利益が44円53銭(前回発表は27円40銭)。
石油暖房機で新製品を投入するなどして販売拡大を図っていたが、暖冬の影響などもあり、売上高は前回発表の予想数値を下回る見込み。
一方で利益面は、原材料・エネルギー価格などの上昇に対する製品価格への転嫁と原価低減の取り組みが順調に進んだことや、経費削減に努めたことから前回発表した予想数値を上回る見込みとなった。
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