新潟開港150周年記念式典が朱鷺メッセで開催される
地元中学生による「みなとまち新潟の将来展望」の発表も
新潟開港150周年記念式典が23日、秋篠宮同妃両殿下のご臨席のもと、新潟市中央区の朱鷺メッセで行われた。主催は、新潟市、佐渡市、聖籠町などで構成する新潟開港150周年記念事業実行委員会(会長=中原八一新潟市長)。
秋篠宮殿下は、新潟港の歴史や東日本大震災の復興に新潟港が貢献したことなどを語られるとともに、「今日までの歩みに深く敬意を表し、今後も我が国の経済発展や国際交流に重要な役割を果たすことを願っています」と述べられていた。
また、TEAM Nii Portスペシャルクルーの越乃リュウ氏や両津中学校、聖籠中学校、新潟大学教育学部附属新潟中学校の学生が、「みなとまち新潟の将来展望」を発表していた。
新潟港は、江戸時代に北前船最大の寄港地として賑わっていたほか、明治維新直前の安政5年に締結された日米修好通商条約によって開港五港のひとつとなるなど、日本海側の重要港として栄えてきた。今年11月には新潟東港が開港50周年を迎える。