【越後薬草の次の一手】シリーズ初となるソーダ缶「THE HERBALIST YASO ジンソーダ」を5月7日から新潟県内で新発売、新TVCMも5月1日から県内限定で放映
株式会社越後薬草(新潟県上越市)は5月7日から、THE HERBALIST YASOシリーズ初となるソーダ缶「THE HERBALIST YASO ジンソーダ」を新潟県内のスーパー、量販店などで新発売する。あわせて、同商品が持つ世界観を表現した新TVCMも5月1日から新潟県内限定で放映する。
世界最大規模の酒類品評会「World Gin Awards 2024」で国内最高賞を獲得
「THE HERBALIST YASO」シリーズは世界最大規模の酒類品評会「World Gin Awards 2024」で国内最高賞を獲得するなど、世界的に高い評価をえている国産クラフトジン。
このほど、もっと手軽に世界最高峰のクラフトジンを楽しんで欲しいという想いから、シリーズ初となるソーダ缶「THE HERBALIST YASO ジンソーダ」の販売を開始する。同商品は、気軽に手を伸ばしやすく、持ち運びにも便利な形となり、普段の「おうち飲み」はもちろん、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでもジンソーダ片手に楽しんでもらうを想像しながら作り上げたという。
同社は、1976年の創業以来、新潟県上越市にて野草和漢(ハーブ)を原材料とし、「健康」をテーマに酵素飲料や健康食品を製造してきた。製造の発酵過程で、年間数10トンのアルコールが副産物として生まれており、このアルコールを越後薬草らしい形で商品開発できないかと考え、副産物のアルコールを原料とした個性的なスピリッツと、同社が長年携わってきた野草を合わせた「ジン」を2020年から製造している。
また、酵素飲料、ジン、スピリッツを製造する上で使用した野草ハーブなどの植物原材料は農業用肥料として再利用しており、健康食品メーカーだからこそSDGsを念頭に、廃棄物など一切のロスを無くすサイクルをつくり、人にとっても地球にとっても健康的な企業を目指している。
合計100種類の植物原料を使用したジンソーダ
同商品は、通常のTHE HERBALIST YASO GINシリーズと同様に、自社の植物発酵液から産まれたアルコールにジュニパーベリーなどを加えて蒸留しており、合計100種類の植物原料を使用したジンソーダとなっている。
ベーススピリッツにうっすらと野草の香りを残しつつ、ジュニパーベリーをはじめとするボタニカルとスパイスが一体となった、ハーバルでいて爽やかな風味、そこにグレープフルーツの甘酸っぱい柑橘感が加わることで自然の甘味も感じられる。素材そのものが奏でる風味の変化を、飲んだ瞬間や口の中に残る余韻まで楽しめる仕上がりとなっている。
また、ジンは蒸留酒なので糖質は含まれていないほか、人工的な味付けや香り付けを一切しておらず、甘味料なども使用していないため、糖質オフ、低カロリーと体に優しい作りとなっている。
糖質ゼロ、甘味料ゼロ、低カロリーで199円(税込)
アルコール度数は5%でドライすぎない仕上がりになっており、普段ジンソーダを飲むことがない人でも飲みやすい味わい。しっかりとした味わいのある料理や揚げ物などにはもちろん、前菜やサラダのようなあっさりとした料理にも合わせやすく、食中酒として普段使いできる商品だ。
「THE HERBALIST YASO ジンソーダ」 はスピリッツ(発泡性)で、容量は350ml、アルコール分5%、希望小売価格199円(税込)。
東京進出も果たした新潟県内の躍進企業
同社は、2022年に本社内敷地にクラフトジン蒸留所をオープンし、生産能力を10倍近くまで増強したが、同社の塚田和志代表取締役は「蒸留所ができたことで生産体制が整い、今回のソーダ缶のプロジェクトができるようになった。糖質ゼロ、甘味料ゼロ、低カロリーなのでダイエット中の人にもいい」と話している。
なお、同社は2023年5月には新潟伊勢丹(新潟市中央区)にサテライトショップ、同年7月には東京・表参道に「越後薬草蒸留所CRAFT GIN STAND」をオープンするなど東京進出も果たしたほか、メーカー機能を超えて小売り事業にまで進出している新潟県内の躍進企業。
【関連サイト】
越後薬草コーポレートサイト