【トキエア】26年ぶりに新潟=仙台線が就航、水の都と杜の都を結ぶ45分の空の旅
新潟発のLCC、トキエア株式会社が準備を進めていた新潟=仙台線が、4月26日に就航。7時35分に初便が、新潟空港から仙台空港を目指して飛び立った。
新潟=仙台線が就航するのは26年ぶり。現段階では1日2往復4便で週5日の運行(月、水、金、土、日)。所要時間は約45分(仙台→新潟は約50分)、使用機材はATR72-600(72席仕様)。トキエアの就航路線は、1月31日に新規就航した新潟=札幌(丘珠)線に続き2路線目。
初便が飛び立つのを見送った後、新潟空港1階センタープラザでは新規就航記念セレモニーが執り行われた。
来賓の川村英明国土交通省東京航空局新潟空港事務所長からは「待望の2路線目就航に、心ときめかせている。トキエアは多くの方々に愛され、期待を集めているエアラインだけに、安全かつ円滑な運航を最優先に確保するためにも側面からしっかりとサポートしていきたい」と祝辞が送られた。
トキエアの長谷川政樹代表取締役は主催者挨拶で「45分といえば、もしかしたらシートベルトのベルトサインが消えない程度の時間。そのような短時間で、皆様を仙台にお送りすることができるようになった。まずトキエアで仙台に飛んでいただき、そこから鉄道、バスなどを利用してますますビジネスチャンスを拡大していただきたい。地域創生事業でやってきて、皆様の支えのおかげで2路線目を飛ばすことができた。どんどん利用していただき、トキエアをさらに育てていただきたい」と話した。
またセレモニー後にも報道陣の取材に応え「早期に(週5日運航から)デイリー化を目指し、7割の搭乗率を目標としたい。次は2カ月後を目途に新潟=中部(名古屋)路線を予定している」と語った。
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