【キシャメシ】シンプルさが、逆に良い 茨城県八千代町にいったら訪れてみたい店「峰本」
「うどん食いて~」
プライベートの旅先で、突如思い立ち、うどんの食べられる店を探す。場所は、茨城県八千代町である。当然、地元ではないし、土地勘はない。「とにかくうどんを食べられるお店を」ということで、ただひたすらに車を走らせていた。
国道沿いに「純手打そば 峰本」の看板が。「今日はここに決めた!」と入店する。初めてのお店はいつもドキドキだ。
同店の創業は1983年。良質な筑西市産の常陸秋そばを、挽きぐるみで自家製粉し、提供している。地元の食材に徹底的にこだわった温かみのあるお店で、内装は落ち着いたかんじの和の空間。ゆったりとした感じがちょうど良い。そして、なんと!ランチ時にはホットコーヒーのセルフサービスもあるのが嬉しい!
こちらのお店は、セットメニューが豊富のようだ。いろいろな組み合わせがあり、何を食べるか正直迷ったが、今回は「かつ丼セット」をオーダーした。
オーダー時に、そばとうどんが選択できたので、うどんをを選択。料理は、オーダーして15分程度で運ばれてきた。シンプルな感じが、とても良い。
早速箸をつけてみる。
うどんは太めでコシがあり、つゆは濃いめで地元らしい味わいが楽しめる。そしてなんといっても、喉越しの良い滑らかさが美味しい。
かつ丼のほうは、小ぶりながらも、ロース肉の適度な厚みが「食べた感」をより一層満足に与えてくれる。かつ丼のサクサクとした衣とジューシーな肉の旨味が、うどんとの相性も抜群。思わず箸が進む美味しさである。「これはたまらん!」
うどんもかつ丼も、小ぶりの丼ではあるが、これでちょうど1000円なのがありがたい。今回は、たまたま、旅の途中でよった店舗だったが、〈当たりの店〉だった。
味付けも濃すぎず、ちょうど良い感じ。次回は是非、当店自慢のそばの方も食べてみよう。茨城県八千代町に来たときは、忘れずに訪れたいお店だ。
(編集部・Y)
【グーグルマップ 峰本】
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。