【キシャメシGW】新潟に来たら味わってほしい10選 ④鳥専門店 せきとり(新潟市中央区)の「半身から揚げ」
ゴールデンウィークのキシャメシは、いつもの「昼ご飯」にこだわらず「新潟に来たら絶対これを味わってほしい」というご当地グルメをご紹介。お土産品、酒肴、スイーツ、お惣菜・・・オールジャンルからにいけい編集部がセレクト。人の流れが多いこの時期だからこそ、新潟が胸を張れる逸品を10日連続でお届けしたい。
いつもの「キシャメシ」は取材の合間に食べるランチを伝えるが、「GW特別編」はランチにこだわらなくてOKとのこと。せっかくなら夜しか開いていないお店がいいなと考えを巡らせていたところ、記者の脳内に「これだ!」というものが降ってきた。
「新潟に来たら絶対に味わって欲しい」店(一品)として紹介するのは、新潟県民のソウルフード「半身揚げ」の元祖の店、「鳥専門店 せきとり」だ。
「定番過ぎる」と笑われるかもしれないが、新潟に訪れる人にどうしても伝えたい。
「半身揚げは」とは、鳥の半身をそのまま揚げるという料理。約60年前に「せきとり」で誕生し、今では多くの店でも提供されるようになり新潟グルメとして定着した。本店が新潟市中央区窪田町にあるが、支店も複数ある。
しかしホームページを見ても、支店の情報が載っていない。グーグルマップで新潟市中央区付近にて「せきとり」を調べてみると、新潟駅前店、東万代町店、古町店、女池店の4店が表示された。
今回記者が訪れたのは、東万代町店だ。新潟駅から歩いて約15分。歴史を感じる長い雁木通りを歩いていくと、味のある「せきとり」の看板が目に入る。
「全国からあげグランプリ 最高金賞 受賞」とデカデカと掲示されている看板も目に入る。新潟駅からのほどよいウォーキングで胃袋のスタンバイはOKだ。さっそく入店し席へ。
メニューを一瞥しつつも迷うことなく「半身から揚げ」を注文した。「せきとり」では、「半身揚げ」ではなく、「半身から揚げ」と呼ぶようだ。そして値段は「時価」だ。メニューには、「※大きさで異なるため料金は1,000円前後します」と書いてある。
ちなみに、「揚げ」のほかに、「ムシ」もあるが、「ムシ」はまだ食べたことがない。
待つこと10分くらい。「半身から揚げ」が登場。これが元祖だ!と言わんばかりの迫力だ。なによりこんがり揚がっている色がたまらない。
肉をつかみ、骨をバラしながら肉にかぶりつく!口の中は、パリッ(じゅわ~)、パリッ(じゅわ~)の連続。皮の歯ごたえに絶妙に味付けされたカレー味が口の中で爆発する(感情的に)
ガッツポーズを上げたくなるほどの美味しさに、自然と笑顔になる。ビールが進むことは言うまでもない。
ありがとう「せきとり」と感謝した。こんなにも美味しいものを、我が新潟の地に誕生させてくれたことに。
「半身揚げ」は新潟の誇るべき一品であることを、再確認した。
ぜひ県外から新潟に訪れたら「せきとり」の半身から揚げを味わってほしい。ちなみに、「新潟駅前店」もある。しかし満席のときもあるので、今回紹介した「東万代長店」も視野にいれておくことをお勧めする。
もちろん元祖半身揚げの発祥の店「せきとり 本店」を目指すのもアリだ。
とにかく新潟に来たら一度は味わって欲しい、せきとりの「半身から揚げ」。ご賞味あれ。
(編集部・N)
【鳥専門店せきとり 東万代町店】
新潟市中央区天明町3-16
営業時間 16:30~21:00
定休日 月曜日
※営業時間や定休日は変わることがある為、お店にご確認ください
【グーグルマップ】
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鳥専門店 せきとり
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