【2024年3月数値】新潟市の消費者物価指数は前月から0.3％上昇、新聞など印刷物が値上がり 前年同月比では宿泊料含む「教養娯楽」が9％増
新潟市消費者物価指数の推移（新潟県報道資料より）
新潟市の2024年3月の消費者物価指数（総合指数）は前月比で0.3％上昇し、前年同月比では2.4％上昇した。主に、新聞や週刊誌、宿泊料などが値上がりし、穀物や調味料などは前月から値下がりした。
新潟県が4月26日、新潟市における消費者物価指数（2020年基準）の2024年3月分確報値を発表した。同統計は、総務省統計局が行っている小売物価統計調査の調査票情報を基に県が独自集計したもの。なお、総務省統計局の公表資料では原数値と季節調整値を使用しているが、県統計の数値はすべて原数値を使用している。
発表によると、2024年3月の総合指数（2020年平均を100とする）は106.2。
前月と比較して上昇した項目は、新聞代や月刊・週刊誌の値上がりした「書籍・他の印刷物」（前月比9.8％増）、春夏物子ども用ズボンなどやワンピースなどが値上がりした「衣料」（同6.7％増）、宿泊料や外国パック旅行費などが値上がりした「教養娯楽サービス」（同0.7％増）など。
一方で、「穀物」（同3.4％減）、「通信」（同1.1％減）、「油脂・調味料」（同1.7％減）の項目は値下がりした。
なお、前年同月との比較では、宿泊料などを含む「教養娯楽サービス」項目が9.0％、「菓子類」が8.8％上昇している。
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新潟県 にいがた県統計ボックス（統計課）
