店ごと移動するリラクゼーションハウスが登場
自宅の庭や海や山で筋肉をほぐす施術ができる
株式会社アドベンチャートリップ(長岡市、五十嵐貴博代表取締役)は1月23日、店舗ごと移動可能なリラクゼーションハウス「Pocket Cabin(ポケットキャビン)」をオープンした。車でけん引し移動させることができるもので、店ごと移動するリラクゼーションハウスは県内初という。当面は、パティスリーVIGO LABOの敷地内(長岡市古正寺2-50)に停車して営業するが、春になり雪解けが進んだ頃から、移動営業を始める。
アドベンチャートリップは、リラクゼーションサロン3店舗(長岡市2店舗、柏崎市1店舗)を運営していたが売却し、新しいライフスタイルに合った移動可能なリラクゼーションハウスを始めた。タイ古式マッサージをベースに(店舗で)17年間にわたり培ってきた独自技術を用いて、凝り固まった筋肉をもみほぐす施術を行うという。時間は40~120分で料金は1名3600円~10200円(料金表参照)。
またハウスは、内装に国産杉や桐などの自然素材を使用した「オーガニック建築」。このため、木のぬくもりや香りを感じることができ、癒しの効果も期待できる。さらに、(リラクゼーションセラピストでもある)五十嵐代表の妻・利恵子氏は、以前幼稚園教諭をしており保育士の資格をもっていることから、小さな子供連れでも、子供を預けて安心してサービスを受けることができるという。
一方、最大の“売り”でもある移動サービスは、(パティスリーVIGO LABOから)最大10kmほどの移動を想定している。時間は60~120分で、料金は10300円~15200円(料金表参照)。10km以上移動する場合は、1kmごとに500円加算される。
想定している移動先は、同社が出雲崎に所有するオーシャンビューの土地、利用者の自宅敷地内、お気に入りの場所(海や山)など様々。また、「大切な人と、記念日に思い出の地を訪れたときのサプライズギフト(思い出の地でリラクゼーションを受けてもらう)として使っていただきたいと思います」と五十嵐代表は話す。
さらにオートキャンプ場と提携してキャンプ場の一角を借りてリラクゼーションを提供(キャンプ場には利用料の一部を手数料として支払う)したり、企業に出向いて(移動健診を提供する)健診車のように、従業員向け福利厚生の一環として提供したりすることも可能という。このほか、リラクゼーションの用途だけでなく、キッチンカーとしてイベントに出店していくほか、レンタルスペースとしても貸し出していく。「女子会、(気分転換したい時の)会社のミーティングなどに様々な用途に利用できます」(同)
(料金表)
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(予約サイト)
http://reserva.be/pc123
(問い合わせ先)
電話 080-7759-0893
Email pc.gypsy.2018@gmail.com