【「第二の故郷」に新店舗】米菓メーカー岩塚製菓が北海道工場直営店「ウタリちとせ」をオープン(北海道千歳市)【動画あり】
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初掲載:2024年5月2日
岩塚製菓 北海道直営店「ウタリちとせ」(北海道千歳市)米菓メーカー大手の岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は5月1日、北海道千歳市に新たな直営店「ウタリちとせ」をオープンした。
岩塚製菓は1990年に北海道工場を設立したことに伴い、翌年に千歳市内に直営店をオープン。北海道を「第二の故郷」としている同社はこのほど、千歳市内の新たな場所で店舗規模を約2倍に拡大し、「ウタリちとせ」を開店した。
店内では、岩塚製菓の定番商品から北海道限定商品まで、約100点の幅広い商品を取り揃えている。また、工場直送ならではの「箱買い商品」や「ワケあり商品」が並ぶこともあり、手土産から普段使いまで幅広いニーズに応える。
晴天に恵まれたオープン日。10時の開店前から駐車場を埋め尽くすほど多くの客が訪れて列をつくった。
「ウタリちとせ」オープンを記念しておこなわれたオープニングセレモニーでは、岩塚製菓の槇大介代表取締役社長COOのほか、北海道千歳市の横田隆一市長、千歳観光連盟代表理事の小田賢一会長が出席し挨拶した。
槇社長は挨拶の中で、「日頃から支えていただいている皆さまのおかげでオープンする運びとなったことを嬉しく思っている。『ウタリ』は、『仲間』『なかよし』という意味もあり、『お米となかよし』『地域となかよし』を念頭において皆さまから愛されるお店づくりをやっていきたい」と語った。
横田市長は、店舗が千歳市の観光名所「支笏湖(しこつこ)」に近いことに触れ、「多くの皆さんがお越しになり、『ウタリちとせ』が新たな環境拠点として千歳の魅力が盛り上がるように期待している」と激励した。
テープカットでは、店舗近くにある児童館「あんじゅ認定こども園」の園児4人も参加して、セレモニーに花を添えた。
オープニングセレモニー後に店が開店すると、次々と客が入店。両手に抱えきれないほど、たくさんの商品を買い求めている様子が多く見られた。
早朝から並んでいたという千歳市在住の男性は、「オープンが楽しみだった。今まで岩塚さんを知らなかった人もここに訪れるように定着して欲しい」と期待を語った。
「地域と共に生きる」を創業理念に掲げる岩塚製菓グループは、工場および直営店を構える北海道を「第二の故郷」として位置付け活動している。これまでも、千歳高校の生徒と連携した商品開発や、地元企業とのコラボレーション商品の開発販売などを手がけてきた。
「ウタリちとせ」への期待について、槇社長は、「まだまだ道民の皆さまに知られていない部分があると思う。新しい観光拠点として、千歳市の観光名所の支笏湖などを通じて認知を広がっていくことに期待したい」と話した。
今後の北海道での展開については、「北海道に工場があるという強みを活かして、企業コラボなど北海道ならでは商品展開や、地域の人と連携した活動を行っていきたい」と語った。
新店舗「ウタリちとせ」の営業時間は、10時から18時まで。同店の詳細や最新情報は、公式ウェブサイトから確認することができる。(Instagramアカウントは準備中)
【岩塚製菓 北海道工場直営 ウタリちとせ】
住所:北海道千歳市大和4丁目1番2号
TEL:0123-27-4111
営業時間:10時から17時
ホームページ:https://iwatsuka.jp/utari/