【43年連続で過去最低を更新】新潟県の15歳未満の人口、前年から7,598人減少
新潟県内の15歳未満の人口は4月1日時点で22万3,613人で、前年に比べて7,598人減少した。1981年に県が発表を初めて以来、43年連続で低下しており、今年も過去最低を更新した。
新潟県総務部統計課が4月30日、集計を発表した。
それによると、県内の15歳未満の人口は22万3,613人。県人口に占める子どもの数の割合は10.7%で、前年に比べて0.3%ポイント低下した。
男女別では、男性が11万4,465人、女性が10万9,148人で男性が5,317人多く、性比(女性100人に対する男性の比率)は104.9で、前年に比べて0.2ポイント低下した。
子どもの数を中学生の年代(12~14歳)、小学生の年代(6~11歳)、未就学の乳幼児(0~5歳)の三つの区分でみると、中学生の年代は5万3,095人で前年に比べて986人減少、小学生の年代は9万5,862人で前年に比べて2,892人減少、未就学の乳幼児は7万4,656人で前年に比べて3,720人減少した。
なお、県が子どもの数の発表を始めた1981年4月1日時点の子どもの数は54万8,059人で、県人口に占める割合は22.5%だった。
また、2023年(前年10月から当年9月まで)の出生児数は1万1,207人で、前年と比較して799人減少している。