ベジ・アビオ、糖度9~11度の濃縮高糖度トマト「とマとマとマと」を発売
25日から県内のイオンで販売
先端技術を活用した施設園芸に取り組んでいる株式会社ベジ・アビオ(新潟市)は1月25日、濃縮高糖度トマト「とマとマとマと」(2019シーズン)の販売を始める。昨年は新潟県内にあるイオンの大型店舗で販売し、好評だったことから、今年は県内にあるイオン全店舗での販売を予定している。1パック160~170gで、価格は298円。
とマとマとマとの栽培には、メビオール株式会社(神奈川県)が開発したアイメックフィルムRを活用。一般的に糖度が8度を超えると「フルーツトマト」と呼ばれるところ、「とマとマとマと」は糖度9~11度を実現し、濃厚な甘みと旨みが好評という。また、ICTを活用した環境モニタリングや自動制御、遠隔操作を通じて栽培環境を最適化したスマート農業にも取り組んでいる。
同社では完全環境制御の植物工場による優良苗生産と、環境制御型施設園芸による機能性トマトの生産などを行っている。