新潟県内を中心に「火焔土器」のイベントが相次いで開催

十日町では火焔型土器チョコ作りイベントも

火焔土器バージョンののトッキッキも登場

信濃川火焔街道連携協議会は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けての縄文文化発信プログラム「火焔×五輪」を、2月16日正午から、津田塾大学の千駄ヶ谷キャンパスで開催する。津田塾大学との共催。

「津田塾大学五輪プロジェクト」の紹介や、料理研究家・土井善晴さんと考古学者・小林達雄さんのトークショー、縄文を資源とした地域活性化に関わる鼎談が行われる。また、チェロ奏者 斎藤孝太郎さんによる縄文土器の文様から作られた音楽の演奏など、盛りだくさんのイベントとなっている。定員270名、事前申し込み不要、参加無料。

また同協議会では3月3日、新潟、三条、長岡、十日町、魚沼の5会場で、縄文文化えや火焔土器をテーマにした検定「第11回 縄文楽検定(初級・中級)」を行う。受検料は無料。

十日町博物館では、火焔街道博学連携プロジェクト巡回展「子ども縄文研究展2018」が開催中だ。多くの火焔土器を展示している新潟県歴史博物館(長岡市)や、なじょもん(津南町)に続く開催。縄文文化を学んだ子供たちの研究発表ポスター、実験製作した縄文土器、その他の制作物などが展示されている。入館料300円。主催は火焔街道博学連携プロジェクト、火焔街道博学連携推進研究会、信濃川火焔街道連携協議会。

十日町市笹山縄文館では2月3日と3月3日、本物の火焔型土器からとった型をつかって本物そっくりのチョコレートを作る「火焔型土器チョコ作り」が開催される。チョコレートはラッピングしてバレンタインのプレゼントにできる。講師は、小林優香氏(伊乎乃の里・縄文サポートクラブ)。

また、チョコレートが固まるまでの間、本物の土器から「拓本」(たくほん)をとる体験をする。参加料は1人200円(チョコレート、ラッピング資材費含む)要事前申し込み、定員10名。

新潟県立歴史博物館でも土器づくり関連の体験イベントが行われる予定だ(チラシ参照)。

一方、国内で初めて火焔土器が発見された長岡市に拠点を置く「縄文文化発信サポーターズ」は、火焔土器の3Dデータをオープンソース化。誰でも自由に造形に活用できる環境を生み出すためのプロジェクトをスタートした。今後はインテリアやアクセサリーなどでの活用も期待される。

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