【反社を隠し出店】露店出店権詐欺の疑いで暴力団幹部ら4人を逮捕、新潟県中越地方開催のお祭りで

新潟県警察本部

五泉警察署、新潟警察署、三条警察署、新潟県警組織犯罪対策課の合同捜査班は5月8日までに、露店出店権詐欺の容疑で4人の男性を逮捕した。

逮捕された4人は、新潟市中央区笹口在住で六代目山口組系暴力団幹部の男性（35歳）、新潟市中央区神道寺在住で飲食店経営の男性（34歳）、五泉市石曽根在住で無職の男性（80歳）、新潟市東区山木戸在住で飲食店従業員の男性（34歳）。

容疑者らは共謀のうえ、中越地方で開催される祭りにおいて、実行団体が暴力団員の関与する露店の出店を拒否しているにもかかわらず、不正に露店を出店しようと考え、2024年2月上旬ころ、暴力団が露店の経営などに関与していることを隠し「反社会的勢力ではないことの表明・確約に関する同意事項」に同意した上で申請書を作成し、実行団体に提出。

同年2月21日ころまでの間に、実行団体に露店の出店を許可させ、露店を出店する権利を取得して財産上不法な利益を得た疑い。

なお、逮捕されたうち新潟市中央区笹口在住で六代目山口組系暴力団幹部の男性（35歳）、新潟市中央区神道寺在住で飲食店経営の男性（34歳）、五泉市石曽根在住で無職の男性（80歳）の3名は、4月15日に露店出店権詐欺の容疑で逮捕されており、新潟市東区山木戸在住で飲食店従業員の男性（34歳）は4月18日に犯罪収益等収受の容疑で逮捕されている。

一連の捜査の過程で発覚し、逮捕に至ったという。

新潟県警は、逮捕された4人による詐欺事件などの認否については共犯事件となっている関係で明らかにしていない。余罪や詳しい経緯などは現在捜査中。

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