【創業60年以上の不動産会社】小泉不動産(新潟市秋葉区)が破産開始決定、県内の新型コロナ関連倒産は147件目

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、小泉不動産株式会社(新潟市秋葉区、1964年3月10日、資本金1,000万円、小泉満社長)は4月18日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。

破産管財人には伊原真千子弁護士(伊原法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約9,500万円。

小泉不動産は1959年7月創業、1964年3月に設立された不動産業者で、不動産仲介、売買等を手掛け、2020年10月期は4,121万円の売上高を計上していた。

しかし、その後は新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響等で業績は伸び悩み、宅地分譲にも着手したものの、販売面は苦戦を強いられていた模様。また、昨今の物価高も加わり採算的にも厳しい経営が続いていたもので、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは147件目となる。

 

【新潟県内の倒産情報など】
【海外製品や外出自粛の影響で】ニット製品製造のトツプ.モードエグチ(新潟県胎内市)が破産開始決定 (2024年4月30日)

【負債総額は7,414万円】内装工事業のType-One株式会社(新潟市中央区女池上山)が販売不振で事後処理を弁護士に一任 (2024年4月30日)

【負債総額約3,800万円】建築工事などの真島組(新潟市秋葉区)が破産開始決定、公共・民間投資の冷え込みや競争激化で受注減少 (2024年4月19日)

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