【決算】雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)が増収増益、販売単価引き上げやコスト低減活動が奏功
株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)は5月9日、2024年3月期決算(連結)を発表した。
収益は474億7,600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は28億1,100万円(同28.3%増)、税引前利益は22億4,000万円(同24.8%増)、当期利益は13億6,600万円(同15.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は13億5,800万円(同15.0%増)、当期包括利益合計額は13億7,100万円(同21.8%増)となった。
販売単価の引き上げやコスト低減活動、作業効率改善などの取り組みが功を奏し、増収増益となった。
「まいたけ」の販売量は前年同期から減少したが、販売単価は好調に推移。売上収益は、184億6,100万円(同3.0%増)となった。「エリンギ」と「ぶなしめじ」は、販売量と販売単価がいずれも好調。売上収益は、「エリンギ」が35億8,900万円(同14.8%増)、「ぶなしめじ」が68億4,200万円(同12.2%増)。
「その他茸」事業の「マッシュルーム」と「本しめじ」は前年同期に比べ低調に推移したが、海外事業会社で扱うマッシュルームとエキゾチック・マッシュルームの売上収益が同セグメントの売上収益に含まれている。この結果、「その他の茸」事業の売上収益は、42億3,900万円(同21.0%増)となった。
2025年3月期の連結業績については、収益499億9,000万円、営業利益26億2,000万円、税引前利益23億7,000万円、親会社の所有者に帰属する当期利益15億5,000万円(同14.1%増)を見込む。
【関連リンク】
雪国まいたけ webサイト