【売上高が過去最高】ヨネックス株式会社(東京都)決算発表、海外子会社では円安による好影響も

ヨネックス株式会社新潟工場

ヨネックス株式会社(東京都)は5月10日、2024年3月期決算(連結)を発表した。

売上高1,164億4,200万円(前年同期比8.8%増)、営業利益116億1,100万円(同15.4%増)、経常利益121億9,500万円(同22.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は88億5,900万円(同20.8%減)となった。(100万円以下は切り捨て)。

当連結会計年度は、各種大会の開催が戻りスポーツ活動が活発化していることに加え、同社の草の根販促活動も奏功しスポーツ需要が堅調に推移した。また、同社契約選手の活躍や新製品の販売好調など、同社製品への注目も高まり、連結売上高は過去最高値を計上した。

海外子会社では前期に比べ為替が円安に推移したことで業績の円換算による上押し効果もあり、スポーツ用品事業の各地域セグメントで増収となった。

利益については、増収に加え、主に日本セグメントにおける売上総利益率の改善により売上総利益が増加した。

販管費は、体制強化などによる人件費の増加や、システム関連費用、さらなる競技のすそ野拡大に向けたグローバルでの広告宣伝費の増加に加え、円安による外貨建て費用の上昇もあり増加した。しかし、売上総利益の増加が販管費の増加を上回り増益となった。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓