【キシャメシ】さる~ん「ガーリック爆弾〆ご飯」の悪魔的美味さ、これ目当てに通ってしまいそう

新潟市秋葉区の「ステーキとハンバーグ さる~ん新津店」

先週末と打って変わってのグズついた天気で憂鬱になる。昼は、なんか美味いモノ喰って気晴らししたいところ。

キシャの選択は「ステーキとハンバーグ さる~ん」(本社三条市、県内外にグループ29店舗)。

ご存じ新潟の外食チェーンだが、キシャはかなり利用頻度が高い。実際、大したものだと思う、これだけ原料価格が高騰(特に牛肉などバイオレンスな値上げ)する中、よくこの価格でやっている。

さる~んの1号店は、現在は合併して三条市になった旧栄町にあった。以来、県央地区の家族との思い出の店として、さる~んは特別な存在だと聞いたことがある。「テストで100点取った」「運動会で頑張った」「ピアノの発表会があった」などのたびに県央地区に住む子供たちはさる~んでの食事をねだったものだという。

本日は新潟市秋葉区の「ステーキとハンバーグ さる~ん新津店」にて。

まず看板メニューの「カミナリハンバーグ/シングル170g」(税込1,080円)をオーダー。

なぜ「カミナリ」かと言えば、創業者が初めて口にしたときに「カミナリに打たれたような衝撃の美味さだったから」だという。これは惹かれるエピソード。

熱々の鉄板に俵型ハンバーグ2本、これだけでなかなかのボリューム。ナイフを入れるとじゅわっと溢れる肉汁が鉄板で撥ねる。ものごっついジューシーぶり。

溢れだす肉汁祭り

あふれ出る肉汁が特性オニオンソースやレモンバターとあいまって、ここから先は夢の時間。

肉肉しい粗びき牛100%の旨味。鉄板の横にある突起に着けると、じゅーっと熱々が食べられるのも良い。付け合わせのベイクドポテトやコーンを、夢の「肉汁ミックス」に絡めて食べるのも良い。

本来はこれをもって大団円「ご馳走様でした」でも良いのだが、本当に伝えたいものがこの先にある。

これが「ガーリック爆弾」(税込190円)、魔法の薬味

「ガーリック爆弾」(税込190円)。これ要は「薬味」である。たっぷりのローストガーリックとコーン。これを追加注文するところからはじまる。ライスのお代わり(無料)も忘れずに。

まずライスを、まだ熱々の鉄板にぶちまけ、次に「ガーリック爆弾」を投入。これを豪快に、がさつに、無神経に鉄板の上で混ぜる、混ぜる。鉄板がまだ熱いので、言ってみればお手製のガーリックチャーハンになる。

まだ熱々の鉄板で、何が始まるのか

この鉄板には、先ほど粗びき牛100%のハンバーグから滔滔と流れ出た肉汁、レモンバターの風味、オニオンソースの残党も残し、混然一体となった極上の「タレ」をご飯にひたすら混ぜる。良い感じでご飯にしみこんだところで、黒コショウひとふり(これで味を締める)。

混ぜる!一心不乱に

ここで一口、はい覚醒!脳髄直撃の悪魔的な美味さ、ドーパミン源泉かけ流し状態。身体のボイラーに石炭がくべられる。

ガーリックの強いパンチを残しながら、肉汁とオニオンソース、レモンバターがゲリラ豪雨的な旨味を伴って包み込む。それを全て受け止めるライス。

「さる~ん流〆ごはん」ということらしいが、キシャはこれを食べに毎回来店しているといっても過言ではない。こんな満足感、他にありますか?

ふと正気に戻って、午後も人と会う約束があったのを思い出した。入念に歯磨きしなきゃだめな案件だ。

(編集部I)

【ステーキさる~ん新津店】
新潟市秋葉区北上2040

営業時間 11:00~15:00 17:00~22:00 (土日祝)11:00~22:00

定休日 なし

<グーグルマップ さる~ん新津店>

 

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

 

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