【Q3決算】一正蒲鉾(新潟市東区)が増収増益、原材料価格上昇が一服、カニかまや竹輪の販売好調
一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)は5月14日、2024年6月期第3四半期決算(連結)を発表した。
売上高は273億3,200万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は14億7,000万円(前年同期は8,900万円)、経常利益は14億6,100万円(同1億2,500万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億7,800万円(前年同期比517.1%増)となった。
主力の水産練製品・惣菜事業の売上高は239億6,200万円(同7.8%増)、セグメント利益は12億9,700万円(前年同四半期はセグメント損失1億7,000万円)。
価格改定を行った結果、売価が上昇し前年同期を上回ったほか、スティックタイプのカニかまや竹輪、はんぺんは販売数量も前年同期を上回った。利益面は、主原料のすり身をはじめとした原材料価格の上昇が一服。また2023年4月から主力商品のサラダスティック専用工場であるが稼働し生産効率が向上したことや、電気料金が想定を下回ったため前年同期を上回る結果となった。