【負債総額約5,800万円】建築板金業者の装和(新潟市東区)が破産開始決定、県内の新型コロナ関連倒産は151件目

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社装和(新潟市東区、設立2006年7月3日、資本金100万円、長沢利行社長)が5月7日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。

破産管財人には米山一史弁護士(白山パーク法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は、約5,800万円が見込まれる。

株式会社装和は、2006年7月に設立された建築板金業者。住宅の外壁や金属屋根、雨どい等の工事のほか、カーポートや物置の設置なども手掛け、本社のある新潟県のほか、既往においては群馬県や三重県にも事業所を設置し、受注の取り込みを進めていた。

しかし、市況低迷やコロナ禍の影響もあって近年の受注は減少傾向にあり、採算的にも恵まれない状況を強いられていた模様で、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは151件目となる。

 

 

【新潟県内の倒産情報など】

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