株式会社髙優運送(新潟市北区)が破産申請

株式会社髙優運送(新潟市北区、資本金1,300万円、曽我弥生社長、従業員8名)は6月1日に事業を停止し、事後処理を村山雄亮弁護士(弁護士法人新潟シティ法律事務所)に一任し、破産の準備に入った。負債総額は約6,000万円。

同社は2008年2月、一般貨物運送業を目的に設立され、金属類や機械類、工業品、紙・パルプ等の輸送を手掛けてきた。新潟県内の配送を主体に山陽地方等への長距離輸送にも対応し、地元運送業者の庸車先として一定の継続受注を得てきたほか、市内近隣印刷業者からの配送業務もあり、これまでの売上高は7,000万円前後の推移を辿っていた。

しかし、近年はドライバー不足に伴う固定費の増加や、燃料価格の高騰等から利益確保に苦戦を強いられていた模様で、直近となる2020年12月期の売上高は5,000万円にまで減少。売上回復の目途が立たない状況から、営業継続は困難と判断し、資金繰りも限界を達したことから、今回の事態に至った。

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