【書類紛失】新潟県庁内にて個人情報の含まれた書類を紛失 3カ月前にも同様の事案

新潟県庁

新潟県福祉保健部健康づくり支援課は5月16日、魚沼地域振興局健康福祉部から送付された特定医療費(指定難病)受給者証の変更届書類を、健康づくり支援課への送付過程で紛失したことが判明したと発表した。現時点で、個人情報の外部流出は確認されていない。

紛失した書類は、1人分の特定医療費受給者証変更届、添付書類、進達リストで、添付書類には、 所得課税証明書、同意書及び特定医療費(指定難病)受給者証の原本並びに保険証の写しが含まれていた。

県によると、5月13日、受給者から変更後の受給者証が未着である旨の問い合わせがあり、魚沼健康部から健康づくり支援課へ問い合わせたところ、同課において、変更届に関する事務処理がされておらず、該当書類も見当たらないことが判明。

1月17日に魚沼健康部が受給者から受け付けた特定医療費の変更届書類を含む4件の書類を封入の上、魚沼健康部職員が県庁2階の文書収発室に持ち込んだ。同日に持ち込んだ別封筒の書類は、当課が受領し処理済みであったことを確認した上で執務室内を探したが、発見に至らず紛失したものと認識した。

県では対象の受給者に対し、説明と謝罪を行い、変更後の受給者証の交付を早急に行うという。

新潟県福祉保健部では、2月にも個人情報の含まれた書類を紛失する事案が発生しており、今後、県庁において文書を収受する際のプロセスや事務処理の進捗管理を徹底し、再発防止に努めるとしている。

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