【決算】亀田製菓(新潟市江南区)が増収増益、国内では「無限」シリーズ売上好調
亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は5月15日、2024年3月期決算を発表した。
売上高は955億3,400万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は44億6,700万円(同25.3%増)、経常利益は67億9,800万円(同30.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は22億5,700万円(同19.2%増)で増収増益となった。
国内米菓事業は、重点4ブランドの売上高については「無限」シリーズが前期を上回った一方、上期に生じた在庫不足の影響でプロモーションなどを一時的に抑制したこともあり、「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「亀田のつまみ種」は前期を下回った。利益については、商品の価格改定や規格変更、プロモーションや生産効率向上などに取り組み前期比で増益となった。
海外事業では、ベトナムを中心にアジアは好調に推移した。
また、長期保存食は能登半島地震に伴う需要の高まりもあった。
2025年3月期の連結業績見通しは、売上高は1,000億円、営業利益45億万円、経常利益57億万円、親会社株主に帰属する当期純利益29億万円を予測する。
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亀田製菓 「IR情報」