【新潟県初の冷凍日本酒】搾りたての日本酒を急速冷凍した「凍眠酒」が新発売
「お福酒造」、「ニッカイ米山」、株式会社テクニカンがコラボ
株式会社ニッカイ米山（新潟県柏崎市）は、日本酒の生原酒を急速凍結した凍眠酒をこのほど、新潟県柏崎市鯨波の地酒処「越の蔵」と同社通販サイトにて販売を開始した。
この日本酒は、新潟県長岡市の酒蔵「お福酒造」と柏崎市で日本海フィッシャーマンズケープを運営する「ニッカイ米山」がタッグを組み、株式会社テクニカン（神奈川県横浜市）が開発した急速凍結機「凍眠」を活用して製造した。
通常、日本酒は火入れ（殺菌処理）により長期保管を可能にし、市場に流通させている。火入れをしない生原酒は米の味をより感じるフルーティーな風味が特徴だが、冷蔵庫で保管していても熟成が進み味が変化してしまう。冷凍しようにも、従来の冷凍技術では水とアルコール分が分離した状態になるため味が劣化する。また、凍結時の瓶の破損の危険性もあり、日本酒を冷凍することが推奨されていなかった。
この度開発された急速液体冷凍機「凍眠」は、味の変化と瓶の破損リスクを防ぐことができ、搾りたての生原酒を搾る時季に合わせることなく、一般家庭や飲食店で味わることを可能にした画期的な取り組みであり、新潟県の実店舗で生原酒を急速冷凍した日本酒が発売されるのはこれが初となる。
株式会社ニッカイ通販センター併設の地酒処「越の蔵」、通販サイト「味の特急便日本海便り」にて販売。
