【競争激化や人口減で売上減】小林自動車(新潟県糸魚川市)が破産開始決定、負債総額は約5,000万円

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社小林自動車(新潟県糸魚川市、設立1998年7月6日、資本金300万円、小林将忠社長が5月10日、新潟地裁高田支部より破産開始決定を受けた。

破産管財人には田中淳哉弁護士(上越中央法律事務所、新潟県上越市)が選任された。負債総額は、約5,000万円が見込まれる。

小林自動車は1969年11月に創業、1998年7月に法人化した事業体で、自動車板金塗装・修
理、自動車・同部品販売、中古自動車販売を手掛け、自動車ディーラーや個人向けに販路を形成し、2013年5月期には3,700万円の売上を計上していた模様。

しかし、競争激化や人口減少などにより、2023年5月期の売上高は2,000万円まで減少していた。販売不振による収益低迷で、資金繰りも厳しさを増し、2023年10月末には1回目の
資金ショートを起こして事業を停止していた。以後も立て直しは困難との判断から今回の
事態に至った。

 

【新潟県内の倒産情報など】
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