【キシャメシ】新潟県新潟市古町の魅力再発見 「エトアールプリュス」で楽しむ古町の何気ない日常(新潟市中央区)
久しぶりに古町まで出たので、何か食べようと思い、足を運んだのが、「エトアールプリュス(Etoile Plus)」。
同店は、古町で40年以上続いた「カフェ・ド・エトアール」の魂を受け継ぐ形で、同店のスタッフによって、2019年オープンされた店舗。「カフェ・ド・エトアール」時代から考えれば、十分な歴史を持つ正統的な古町の顔だ。そんなお店で頼んだのがデイリーセット。
結構がっつり食べられて、1,000円しないのが嬉しい。
混雑を避けて、ランチより少し遅い時間なのに、相変わらず店内は大勢の御客でいっぱいだ。
きっと、店内の雰囲気が、落ち着かせるのだろう。
早速デイリーセットがやってきた。トーストに、サラダ、スパゲッティ、そしてデザートにヨーグルト。食後にはコーヒーと、悪くない組み合わせだ。
そのトーストは外はサクッとして中はふんわり。スパゲッティはアルデンテで、ソースはトマトベースでちょうど良い酸味が利いている。サラダは新鮮でシャキシャキしており、全体のバランスを考えたときに非常に食べやすい。
デザートのヨーグルトは甘すぎず、自然な酸味が口の中をすっきりさせてくれる。これに、香ばしく焙じたコーヒーが加わると、まさに食後のリラックスタイムにぴったりの一時となる。
周りを見渡せば、様々な年代の人々が笑顔で食事を楽しんでいる。窓の外には古町の街並みが広がり、どこか懐かしさを感じさせる景色が。こうして、エトアールプリュスは新旧のファンをつなぎ、多くの人々に愛され続けているのだろう。
この日の訪問で、改めてエトアールプリュスの魅力を実感した。歴史を感じさせる心地よい空間で、美味しい食事とともに、ほっと一息つける時間。これこそが、多くの人々が足繁くこの店を訪れる理由に違いない。
(編集部・Y)
エトアールプリュス(Etoile plus)
住 所:新潟市中央区古町通6番町959-1
電 話:025-378-0300
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。