新潟県村上市の高橋邦芳市長が定例会見、新型コロナワクチン接種についてなど発表

村上市の高橋邦芳市長

新型コロナウイルスワクチン接種について

新潟県村上市の高橋邦芳市長は4日に会見を開き、同市における65歳以上の高齢者の新型コロナワクチン接種状況について、1回目の接種の予約者数は2万541人(87.1%)、接種者数は5,754人(24.4%)、2回目の接種の予約者数は5,651人(24.0%)、接種者数(24.4%)となっていることを明らかにした。

高橋市長は「接種を順調に進められているのは医療機関の方々や市民の皆様のおかげである。7月末までに高齢者のワクチン接種を完了させるため、市としても覚悟を持って取り組んでいるので引き続きご協力をお願いしたい」と改めて協力を求めた。

一方、コロナ禍により社会経済活動に様々な影響を及ぼし、雇用の情勢はより一層厳しい状況にある。このため、同市では雇用の継続と労働環境の整備について、「雇用調整助成金を活用した雇用の継続」「職場における感染対策の徹底」「特別休暇制度の制度化等の労働環境の整備」「職場における感染者への配慮」といった内容を商工会議所、各商工会をはじめとする経済団体や、各産業ごとの組合や団体を中心に、多業種にわたる要請活動を実施しているという。

このほか、同市出身のスケートボード・男子パークの平野歩夢選手が東京2020オリンピック競技大会最終予選を終了し、日本勢ポイントランキング最上位となり、日本代表の内定に期待が高まっている。また、同じく同市出身のマラソン上肢障害T46の永田務選手が東京2020パラリンピック競技大会 日本パラ陸上競技連盟推薦に内定、世界ランキング2位となった。

このことについて高橋市長は、「両者ともに大いに期待をしている。市としてもしっかりと応援をしていきたい」と話していた。

永田務選手(今年5月撮影)

 

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