【元宝塚歌劇団月組組長】第99回謙信公祭の上杉謙信公役、元タカラジェンヌの越乃リュウさんに決定　

元宝塚歌劇団月組組長の越乃リュウさん（越乃リュウ事務局提供）

謙信公祭協賛会（新潟県上越市、事務局・上越市文化観光部観光振興課）によると、このほど、第99回謙信公祭の上杉謙信公役が新潟市出身で元宝塚歌劇団月組組長の越乃リュウさんに決まった。女性では上越市民に次いで2人目となる。

第99回謙信公祭は、8月24日、25日（前夜祭が23日）で春日山城跡、春日山城史跡広場などで開催され、メインイベントである出陣行列・川中島合戦の再現は24日に実施される。

上杉謙信公役を巡っては、昨年は上越市民、一昨年は上越市の中川幹太市長が務め、その前は上越市民が務めた。過去には、歌手で俳優のGACKTさんがＮＨＫ大河ドラマ「風林火山」で謙信役を演じた2007年から数年間務めたほか、2009年には、NHK大河ドラマ「天地人」で上杉景勝を演じた俳優の北村一輝さんが赤いオープンカーでパレードを行った実績がある。

越乃さんは、「このたび上杉謙信公のお役を務めさせていただくことになりました、新潟市出身の越乃リュウと申します。大好きな謙信公を演じさせていただくことを、とても光栄に思っています。 私は今まで二度、謙信公を演じたことがあります。一度目は「国民文化祭・ にいがた2019」で、天皇皇后両陛下の前で演じました。二度目は昨年、私の芸能生活30周年のコンサートで。そして三度目、歴史ある謙信公祭に参加させていただきます。元男役として、精一杯務めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」とのコメントを発表した。

来年は謙信公祭だけでなく、春の高田城址公園観桜会も第100回目で、上越市や上越観光コンベンション協会も準備に余念がない。