【うまいに、まっすぐ。新潟県】県産農林水産物のブランドキャッチコピーとロゴマークを公表、上質さと実直な生産者の姿勢をPR
新潟県の花角英世知事は5月29日に記者会見を開き、県産農林水産物のブランドキャッチコピーとロゴマークを公表した。
公表したブランドキャッチコピーとロゴマークは、県産農林水産物の品質の高さや生産者のこだわりなどについて消費者にアピールすることを目的とした新たな取り組み。
ブランドキャッチコピーは「うまいに、まっすぐ。新潟県」。生産者の実直さと、消費者が求める品質の高さを表現した。またロゴマークは、錦鯉を除く新潟県推進ブランド品目をデザインしており、品質を保証する意味で印鑑の印影を表現した。
花角知事は、「県の責務として、農林水産行政や観光行政の取り組みとしても、(農林水産物を)新潟の魅力の中で最大な物の一つとして発信をしていきたい」と話し、今後の更なるPRに意欲を見せた。
今後、ブランドキャッチコピーやロゴマークは、ポスターや法被、のぼりなどの販促物に使用し、PRに活用していくという。
「高規格のどぐろ」お披露目イベント開催決定
また新潟県は、県産のどぐろのイメージリーダーとして立ち上げるブランド「高規格のどぐろ」について認知を図るため、お披露目イベントを開催する。
お披露目イベントは、八芳園 白鳳館(東京都)にて、6月17日11時から。ブランド趣旨説明のほか、新ブランド名の発表、県推進ブランド品目ブランドアンバサダー任命式、調理実演などが行われる予定だ。
のどぐろについて、花角知事は、「個人的には好き。(のどぐろを)売りにしているところは、行きたい店の候補になる。新潟の魚が食べたいということで、わざわざ新潟に来る人を承知しているし、(高規格のどぐろのブランド化をきっかけに)増えて欲しい」と語った。
<参考>高規格のどぐろの企画
・400グラム以上(約30センチメートル以上)
・はえ縄(村上市岩船港、桑川漁港)、刺網(糸魚川市筒石漁港の指定漁船)によって漁獲されたもの
・魚体に素手で触れていないこと
・漁獲後から氷冷し、魚体に小売りが直接触れないように荷造りを施したもの