厚生労働省が「令和2年人口動態統計」を公表、新潟県の離婚率は前回と同様全国で最も低いという結果に
厚生労働省は4日、「令和2年(2020年)人口動態統計月報年計(概数)の概況」を発表した。
新潟県内の合計特殊出生率(※)は対前年度比で0.03ポイント減少し、都道府県別順位は35位から34位となった。また、婚姻率は0.5ポイント減少し、都道府県別順位は41位から42位と目立った変化は見られなかった。
離婚率は0.07ポイント減少し、都道府県別順位は47位と前回と同様の結果となった。過去4年間の統計からも県内における離婚率の低さは全国平均と比較すると群を抜いているが、確固とした理由は分かっていない。
一方、自殺率は0.4ポイント増加で都道府県別順位は4位から7位となったが、依然として自殺率は高止まりの状態にあると言える。
(※)15歳から49歳までの女子の年齢別出生率を合計したもので、1人の女子が一生の間に産むとしたときの子供数に相当。