【2024年4月数値】新潟市の消費者物価指数は前月から0.7%上昇、トマトやキャベツなどの野菜が値上がり
新潟市の2024年4月の消費者物価指数(総合指数)は前月比で0.7%上昇し、前年同月比では2.9%上昇した。主に、トマトなどの野菜やシャツ・セーター類が値上がりし、チョコレートといった菓子類や電気代などは前月から値下がりした。
新潟県が5月31日、新潟市における消費者物価指数(2020年基準)の2024年4月分確報値を発表した。同統計は、総務省統計局が行っている小売物価統計調査の調査票情報を基に県が独自集計したもの。なお、総務省統計局の公表資料では原数値と季節調整値を使用しているが、県統計の数値はすべて原数値を使用している。
発表によると、2024年4月の総合指数(2020年平均を100とする)は106.9。
前月と比較して上昇した主な項目は、トマトやキャベツ、白菜などが値上がりした「野菜・海藻」(前月比3.2%増)、「シャツ・セーター・下着類」(同6.2%増)、「外食」(同1.6%増)など。
一方で、「菓子類」(同1.7%減)、「電気代」(同0.6%減)、「保健医療サービス」(同0.9%減)の項目は前月から値下がりした。
なお、前年同月との比較では、ガソリンや任意自動車保険などの「自動車等関連費」(前年同月比3.9%増)、「教養娯楽サービス」(同8.0%増)、「野菜・海藻」(同6.7%増)の項目が上昇し、「ガス代」(同4.7%減)などの項目は下落している。
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新潟県 にいがた県統計ボックス(統計課)