【笑い、興奮、感動をこの先も】古町演芸場の改修を目的としたクラウドファンディングがスタート!親・子・孫三世代で楽しめる劇場を目指して

初掲載日:2024年6月8日(最終更新:2024年7月17日)

古町演芸場(新潟市中央区)

新潟市中央区の古町にある古町演芸場(新潟市中央区)はこのほど、同劇場改修を目的としたクラウドファンディングを開始した。

古町演芸場は、2005年9月に開館した大衆演劇を常打ちしている劇場。コロナの影響で2020年5月に閉館を余儀なくされたものの、2022年4月に再開を果たした。再開後は、新潟の歴史にまつわるお芝居の制作やコラボレーション企画など新しい施策を打ち出し、ファンの拡大に努めてきたが、厳しい経営状況が続いているという。

そして、2025年で開館してから20年が経過する同劇場では、最近、設備や機材に不具合が生じだした。エアコンの故障やスポットライトの不具合などがあり、騙し騙し使っている状況だ。

さらに2024年1月1日に発生した能登半島地震では、劇場の倉庫に被害に見舞われた。甚大な被害だった倉庫は、6月現在も改修が行えずにいる。

このような背景から、古町演芸場は「10年・20年続く劇場」、「親・子・孫三世代で楽しめる劇場」を目指して、古町演芸場を改修するために今回のクラウドファンディングを立ち上げた。

目標金額は、100万円。集まった資金で、座布団・座布団カバーの入替え100枚(20万円)、ピンスポットライトの入替え(約28万円)、非常用電気設備の点検・修理(約15~30万円)、配管の点検・整備(約10~20万円)、倉庫修繕(約10~20万円)などの費用に充てる計画だ。

支援への返礼品は、1ヶ月有効公演のご招待券、名前入り木札の掲示、名前入り提灯の掲示、古町演芸場1公演貸切りプランなど、さまざま用意されている。

古町演芸場の逸見友哉支配人は、「日々、古町演芸場をご愛顧いただいております皆様、全国の大衆演劇ファンの皆様、新潟市及び近隣にお住いの皆様、この度のプロジェクトで初めて大衆演劇を知った皆様、ぜひとも、本プロジェクトのご支援いただければ幸いです。古町演芸場及び大衆演劇のためにお力をお貸し下さい。どうぞ、本プロジェクトを成功に導いてください」と、クラウドファンディングへの支援を呼び掛けている。

クラウドファンディングはこちらから↓
【10年・20年続く劇場として】古町演芸場を改修したい!【親・子・孫三世代で楽しめる劇場を目指して】(クラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」)

古町演芸場の逸見友哉支配人

【関連サイト】
古町演芸場ホームページ

【関連記事】
【雨空を吹き飛ばす威勢のいい掛け声】古町演芸場主催の「ふるまち縁のつどい」が今年も開催(新潟市中央区)【動画あり】(2024年6月3日)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓