【CO2排出削減に向けて】トキエアの運営サポートTOKI Aviation Capital株式会社がオランダのフォッカーネクストジェン社とパートナーシップに関する覚書を締結
地域航空会社「トキエア」の運営をサポートするTOKI Aviation Capital株式会社(東京都千代田区、以下:TOKIAC)は、液体水素を動力とするリージョナル機の開発と製造を専門とするオランダのフォッカーネクストジェン社(オランダ、アムステルダム)と、パートナーシップに関する覚書を締結した。
今後は、燃料の生産・流通・貯蔵に不可欠な水素エコシステムに関与するパートナーの選定など、両社の知見とネットワークを活用し、航空機運航全般のCO2排出削減のための取組をこれまで以上に推進・加速させていくという。
覚書の締結に際し、フォッカーネクストジェン社のCEOであるユリアーン・ケラーマン氏は「航空業界における先進的で革新的なリーダーであるTOKACとの日本での初の公的パートナーシップを発表できることを大変嬉しく思う。このコラボレーションは、持続可能な航空への当社の取り組みにおいて重要な節目となる。私たちは、両社の専門知識を組み合わせてゼロカーボン排出航空機の開発と導入に取り組み、日本および海外で環境に優しい航空旅行の未来を切り拓くことに尽力する」とコメント。
TOKACの代表取締役、長谷川政樹氏は「このたび、水素エンジン開発最先端のフォッカーネクストジェン社とこのような発表ができ、大変光栄に思う。まずは、日本航空局(JCAB)および日本の主要重工業との関係を強化することを目的としている。TOKIACはCO2排出量を削減し、持続可能な航空を推進する取り組みを支援することに尽力している。これは大変大きなプロジェクトだが、航空業界の将来に向けた重要な一歩となると確信している」と期待を寄せた。
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