東京オリンピック聖火リレー新潟県内2日目、新潟市では最終ランナーに小林幸子さんが登場

新潟市最終ランナーの小林幸子さん

新潟県では5日、東京2020オリンピック聖火リレー2日目を迎えた。4日から打って変わって天候に恵まれ、リレーは長岡市からスタート。その後三条市、燕市を巡り、弥彦村ではロープウェーで弥彦山の山頂へ聖火が届けられた。

燕市と三条市では、両市の間に立地する燕三条駅からスタート。リレー開始前のウェルカムプログラムでは、燕市の「飛燕太鼓」と三条市の「本成寺鬼踊り」、両市の伝統芸能がコラボレーションし観客を魅了した。

あいさつに立った燕市の鈴木力市長は「東京オリンピックという歴史的瞬間に立ち会ったこの興奮を、皆さんと共に目にしたい」と観客へ呼びかけ、その後、三条市の滝沢亮市長の手で第1走者の宇佐美彰朗さんが持つトーチへ聖火が灯された。

マラソン競技で3度オリンピックに出場した、燕市出身の宇佐美彰朗さんが燕市・三条市の第1走者に

ロープウェイを使い弥彦山の山頂へ到着する聖火(株式会社三條新聞社 提供)

そして14時30分頃、新潟市の万代テラスに聖火が到着し、NegiccoのMeguさんや、Nao☆さんが走行した。その後万代橋や古町を通過し、ゴール地点となる新潟市陸上競技場へと届けられた。

トーチを受け取った新潟市の最終ランナーである演歌歌手・小林幸子さんは、観客に手を振りながら笑顔で陸上競技場内を走行し、新潟市の聖火リレーは終了した。ゴールした小林幸子さんに対し、観客席からは拍手が沸き起こっていた。

このあと聖火は新発田市、阿賀町を巡り、最終地の村上市へ向かう。ゴール地点となる村上市の岩船港港湾緑地で、2日間の聖火リレーを締めくくるセレブレーションが行われ、山形県に引き継がれる。

 

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左から、三条市の滝沢亮市長、宇佐美彰朗さん、燕市の鈴木力市長

燕市の飛燕太鼓

自らの色で五輪を表現する鬼たち

弥彦山山頂のセレブレーションの様子(株式会社三條新聞社 提供)

新潟市陸上競技場に集まった観客

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