新潟県が9月補正予算を公表

新潟県は、予算規模491億円の9月補正予算(案)を公表した。国の経済対策に対応した地方創生の取り組みに130億円が計上されているほか、県独自の地方創生の取り組みとして5億円計上。また県民の安心・安全の確保対策などの予算が盛り込まれている。県議会9月定例会に提案する。

 

 地方創生がらみでは、水稲新品種「新之助」などの海外品種登録費などが計上されている。

 

 また県独自のものとして、

・ものづくり産業の人材確保推進事業(県内企業の魅力発信、ものづくり体験、企業見学、就職マッチングなど)

・インバウンド観光のさらなる活性化事業(海外へのPR活動、清酒や繊維産業を活かした訪日外国人向け商品の開発など)

 といった予算が計上されている。

 

 このほか、新規就航する台湾線への支援、県立看護大学大学院博士課程の設置準備、県央基幹病院の新築、妙高警察署の建築調査などの予算が新規に計上されているほか、新潟食料農業大学の新設に伴う債務負担行為が議案として挙げられている。 

 

 補正後の今年度の県予算は、1兆3585億円となる。

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓