【コロナ渦の営業自粛で売上高減少】洋風居酒屋「新潟肉バルあべじ」など運営するhappy smaile eat(新潟県阿賀野市)が破産開始決定
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社happy smaile eat(新潟県阿賀野市、設立2017年12月25日、資本金300万円、阿部悟志社長)が5月29日、新潟地裁新発田支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には石戸裕弁護士(石戸裕法律事務所、胎内市)が選任された。負債総額は約4,000万円。
同社は2008年5月に新潟市中央区東大通にて阿部悟志氏が洋風居酒屋「ビストロLanteme Rouge」(後に「新潟肉あべじ」に店名変更)を個人経営で創業。2016年2月には新潟市東区栗山にて「お肉キッチン粟山バルランタン」をオープン。2017年12月に株式会社happy smaile eatとして法人改組し、その後、阿賀野市保田にオープンした「酒処あべじ」と合わせ3店舗体制で運営していた。
しかし、コロナ渦での営業自粛により売上高が減少。2020年10月期の売上高は2020年5月に1店舗を閉店した影響もあり3,000万円に低下。その後も2021年9月に1店舗を閉店して凌いだものの限界に達し、2023年3月に最後の店舗を閉鎖して営業を停止して今回の措置となった。
新潟県内における新型コロナウイルス関連破綻は155件目となる。
【新潟県内の倒産情報など】
【競争激化で販売不振に】日本クリエイト(新潟市西区)が破産申請へ、工作機械などの販売・コンサルタント手掛ける